『神様と暮らす12ヶ月』書評まとめ
1. この本を一言で言うと
「季節を五感で味わうだけで、運気が整う。神職が教える”雅”な開運ライフ」
2. こんな方におすすめ
- 忙しくて心の余裕がない方:季節を感じる小さな習慣で、日常に彩りを足したい
- 開運や運気アップに興味がある方:特別なことをせず、簡単に続けられる方法を知りたい
- 日本の行事や文化を知りたい方:神社や季節行事の意味を、やさしく学び直したい
3. 本書のキーポイント
① 運気のいい人は「季節を感じて暮らす人」
著者は現役の神職として、毎日お参りに来る方々を見てきました。運気がいい人には共通点があるそうです。それは、どんなに忙しくても季節の変化に気づき、楽しんでいること。
心の豊かさやすこやかさが、運を引き寄せているというのが本書の出発点です。
② 季節を楽しむ=「神様と暮らす」こと
日本には八百万(やおよろず)の神々、つまり自然のあらゆるものに神様が宿るという考え方があります。
季節を感じて楽しむことは、その神々と交流することと同じ。言い換えれば「四季折々に合わせて暮らす=神様と暮らす」ことになります。
③ 「雅(みやび)」とは、神様と遊ぶセンス
本書では、季節行事は神様と「遊ぶ」ために行われてきたものと説明されています。日本の神様は無邪気な遊びが大好きで、人々が気づき、褒めたたえ、一緒に遊ぶほど、ご神威(神様の力)が増すと考えられてきました。
この「神様たちをよろこばせるセンス」が雅です。
- 清少納言の『枕草子』のように、自然の美しさを味わう
- 五感を開いて、季節を最大限に取り込む
- 「遊び心」を忘れない
こうして実践すると、今まで気づかなかった幸運や吉兆に気づけるようになるそうです。
4. 明日から実践できるアクションプラン
✅ プラン1:今日の「季節の発見」を1つ見つける
通勤中や散歩中に、花の香り、空の色、風の温度など、季節を感じるものを1つ探してみましょう。五感のどれを使ってもOKです。
✅ プラン2:旬のものを味わう
スーパーで旬の食材を選び、「この季節ならではだな」と意識しながら食べてみましょう。味覚で季節を取り込む、最も手軽な方法です。
✅ プラン3:近所の神社に立ち寄る
著者いわく、神社は「お宮さん」と親しみをこめて呼ばれる身近な存在です。季節ごとの様子を眺めに行くだけでも、立派な開運行動になります。
まとめ
本書は1月から12月まで、各月の「開運行動」が紹介される構成です。月ごとのテーマは、1月「げんをかつぐ」、5月「植物の香りでととのう」、8月「納涼と手書きにいそしむ」、12月「丁寧に準備する」など。コラムも充実しています。
季節を楽しむことは、生活の知恵であり、洗練された教養。 気軽に始められる開運習慣を探している方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
※著者の桃虚(とうきょ)さんは、インド・ムンバイ生まれ、大阪府枚方市の片埜神社で神職歴20年の方です。

